私、社会人になってから、結果を出すまでは実家には帰らない！！と決めて頑張ってたんです。それは、もう驚くほどハードなもの。朝６時には家を出て、帰るのは翌日になるのが普通。そんな生活を１年も続けた頃、ついにライターとして記事の担当になったのです。

その時はもう嬉しくて、嬉しくて。そこからの原稿も、社内的にも評価が高くなり、ようやく１人前にはなれたかな、と思った時、「そうだお家に帰ろう!」と思いました。

胸を張って久しぶりに帰省できる事が嬉しく、地元の駅に降り立ち、母の車を見つけ近付くと…

え・・・お母さん？

目を疑いました。だって、母が「なんで！？」と思うほど年を感じさせる雰囲気なのです。 車の中、気を使いながら、お母さんに「最近、 どう？」と話かけるのですが、なんか元気がありません。家に着いて、父も入って久しぶりの食事でも、なんか元気がありません。

そこで、母が席を外した時に父に聞くと…

「カオリが家を出てから、張り合いがなくなったのかも。食事とかに気を使わなくなり、なんか年を感じる雰囲気になって…
それを気にして、さらに元気がなくなってしまったんだよ…。」と。

私、全く、お母さんとも連絡取らなかったし…、お母さんの事全く考えていなかった…。
ごめんなさい…だから、お母さんに前みたいに元気になってもらいたい！年をとっても、今が一番キレイ！って思えるような雰囲気でいて欲しい！！と思いました。

そこから色々と手をつくし、行きついたのが、懇意にしてもらっている社長に相談する事。

そしたら、「内緒ね」と無添加の「長崎県産 生姜シロップ」なるものを教えてもらいました。なんでも、生姜、黒糖とカボスのみで、水を一切使わず、地元に伝わる方法で作られている女性のスッキリを考えた飲みものだとか。「女性の体の秘密」なんだよ！というので、その製造元に連絡。取材ＯＫとの事で、現地まで行き、詳しく説明してもらえ、３本分けてもらいました。

それを母に送り、数ヵ月後の週末、又、実家に帰る事にしました。すると…

玄関から出てきた母を見て、「ぶわー！って鳥肌が立ちました！！」

だって、母がスッキリして若々しく感じるのです！！そして、いきなり、「カオリ！！あれ、凄いね！こんなものが世の中にあったなんて、知らなかったよ！！」と嬉しそうなんです。そして、すぐ「カオリ、本当にありがとうね」と、大切に言ってくれたのです。私、母が年をとって自分に自信が持てなくなった事に、責任を感じていたので、この時少しは、初めて親孝行できたかも！！って本当に嬉しかったです。

そこで再度、この生姜シロップの工場にお礼の電話！すると…

「凄い生姜で作られた無添加のシロップなので、生産が難しいのが悩みです。でも、飲まれた方からは〈生姜の力をここまで感じたのは初めて！〉〈夏の薄着が楽しみなんです！〉〈食事を楽しめるようになりました！！〉というお声を頂くので、頑張ってお作りしております。少ししか作れなくて恐縮ですが！」と。

今、私も飲んでいますが、これ本当に良いです！！もしかしたら自分の人生では一番の発見だと思っています！！