フィンスイミング 日本代表
山階 早姫 氏(30才)※年齢などは、取材させて頂いた当時のものです。
競泳選手として五輪を目指し数々の大会に出場。
2012年にフィンスイミングに転向し、現在、日本代表では最年長として活躍。
アスリートをしながら、高校教師として教壇にも立つ。
取材者(以下:取):はじめまして。今日は色々とお聞きさせて下さい。競泳で五輪を目指された後、フィンスイミングに転向されたそうですが、きっかけは何だったんですか?
山階氏(以下:山):先輩が誘ってくれたんです。競泳を辞める最後の一年は、プレッシャーで本当に辛くて、もう水には入らないって思うほどでした。そんな時に、「(競技生活)嫌で、終わっていいの?もったいないよ。」って。それでジャンルは違うけどフィンを泳いでみたら、凄く気持ち良くて。大会に出てみたら結果も出て嬉しくて。だから、一生懸命、またやってみたら日本代表になることが出来ました。
取:そうだったんですね。それから毎年、日本代表として活躍されていますが、何を大切に競技をされているのですか?
山:嘆かないこと、です。フィンスイミングって、練習できる施設がとても少なくて、もちろんコーチもいない。選手同士で試行錯誤したり、自分で考え尽くすんです。仕事もあるので、一日を全部練習に当てられない。でも、それを嘆いたらお終いなので、その中で、どうしたら結果が出せるかを、常に考え前向きにいます。
取:「今(の環境)」の捉え方ですね。その前の競泳時代があるからこそ、「今」を見て嘆くよりも、「今」の幸せを感じて嘆かないのですね。
山:はい、そう思っています。
取:そんな山階さんは日本代表では最年長だそうですが、若手に負けないポイントはありますか?
山:そうですね。やはり若い子と同様の練習はできません。回復力が違うので。だからこそ、体のコントロールや練習の質、回復の計算を意識します。その為には、食も大切です。体の状態を考えながら、食べ物を摂るタイミングも気にして、毎日、やっています。それを普段から毎日続けるということ。だから、大会前や後で、食事の内容を大きく変えることはないですね。
取:なるほど。中でも、特に意識して摂るものとかありますか?
山:毎日、夜に黒ニンニクを食べてます。最近は一緒に『黄金あまざけ』も!2つとも無理なく続けられるな、っていう印象です。私、サプリやプロテインは苦手で本当に必要なときしか飲まないので、食≠ナ摂り入れられるのがいいと思っています。ニンニクと甘酒を摂った翌日は次の日スッキリして表情も明るくなっています!最近は、だからなのか、甘酒を母親が狙っているように感じます(笑)。
取:そうなんですね!黒ニンニクと甘酒!良さそうです!!表情って体を表してくれますからね!!そんな山階さんが、今後競技で目指されることってありますか?
山:テレビ中継をしてもらえる競技にしたいです。知ってもらうためにも、フィンスイミングの大会をテレビ中継してもらいたいんです!!その為に私が良い結果を出すしかない!テレビにも出たい(笑)!
取:是非!私たちも、そんな山階さんに「食」という点から、是非サポートさせて頂きたいです!!今後ともよろしくお願い致します。
■インタビューを終えて
やっぱりパワーを感じました!アスリートの方とお会いすると、パワーを感じることが多いので、それは当然なのかもですが、それ以上に今回は更に、「凛」という優しいような強さを感じさせて頂きました。
挫折やご年齢を重ねられての今なので考え方が深く、とても参考にさせて頂きたい点が多かったです。
そして、やはり「食」へのこだわりも強く、私たちが「食」を通してさせて頂くことの重要性も感じ、メーカーとして更に気持ちを引き締めて、商品をご提供して参りたいと感じました!
深いお話まで、ありがとうございました!私たちも頑張ります!!